カロリーさえ消費すれば脂肪が減るというわけではありません。
人間には痩せやすい心拍数「ファットバーンゾーン」というものがあるらしいのです。
有酸素運動でも、痩せやすい心拍数になるものが一番良いんだとか。
ファットバーンゾーンを超える高い心拍数では、逆に脂肪はそんなに燃えないのです。

また、ファットバーンゾーンをうまく使った「パワーウォーキング」というウォーギング方法でで基礎代謝を上げることも出来るみたいです。

痩せやすい心拍数「ファットバーンゾーン」

ファットバーンゾーンとは・・最も効率よく脂肪を燃焼させる心拍数のことです。

ファットバーンゾーンは、最大心拍数の約60~70%と言われています。
最大心拍数は一般の成人で220から年齢を引いた数値と言われています。
(高齢者や低体力者の場合は215マイナス年齢)

心拍数の数え方は・・10秒間の脈を数えて、6倍すれば1分間の心拍数がわかります。
でも普段のジョギングやウォーキングでいちいち心拍数を数えるのは面倒ですよね。
ジムでマシーンを使う場合なんかは、心拍数が出るので意識しやすいですが・・

そんな場合は、心拍計測付きウォッチなどを用意しましょう!!

個人差もあるのですが、ジョギングの場合は「キツい!」って感じるくらいのスピードよりも遅めの「ちょっとキツい」ってくらいが良いみたいです。
あまりに心拍数が高すぎる運動は、無酸素運動に近い状態になるんだとか。
脂肪燃焼を期待したい場合はファットバーンゾーンになるように意識すると良いんですね。

パワーウォーキングで基礎代謝を上げる

心臓外科医が開発に関わったという「パワーウォーキング」は、心臓に負担をかけずに全身を使うウォーキング法です。
体全身を使うことで、血の循環がよくなり、エネルギーの使われ方が良くなるため、基礎代謝があがるんだとか!!

このファットバーンゾーンを応用したパワーウォーキングは、

  • 血行が良くなる
  • 新陳代謝が良くなる
  • 汗をかくようになる

などの、様々な効果が期待が出来ます。

パワーウォーキングの方法とポイント

  • 目標心拍数を保つ
  • 腕をしっかりとふる
  • カカト着地
  • スピードは普段の1.5倍の早歩き

パワーウォーキングでは、10~20分歩いた後に脈拍をはかります。
まず、目標心拍数に達するように運動します。
そして、その目標心拍数を維持するようにします。

パワーウォーキングの目標心拍数(最適な範囲)
上限は 220ー年齢 X 0.75
下限は 220ー年齢 X 0.6

例えば・・
30歳の場合:114~143
40歳の場合:108~135
50歳の場合:102~128
60歳の場合:96~120
70歳の場合:90~113

となります。

この目標心拍数の範囲内だと心臓は無理なく動き、運動に必要な酸素をほぼ100%体内に送り込むことができるのです。
これが、目標心拍数を超えると鼓動が早くなる分、心臓の動きが小さくなり酸素の量が減ってしまうのです。
さらに心拍数を上げ続けると酸素の量が激減して、いわゆる無酸素運動になってしまいます。

無酸素運動の状態でトレーニングを続けると心臓病になる危険性もあるんだそうです。

目標心拍数内でのウォーキングは、適度な有酸素運動が維持出来て脂肪を燃やすのに最適なんだそうです。
つまり、無理してジョギングなどの激しい運動をするよりも、目標心拍数内でジックリと運動を行った方が、代謝はアップするのです。

「上限を超えたらペースダウン、下限を下回ったらペースアップ」を繰り返します。